和田中学校のネットワーク型授業=開かれた学校

 東京都杉並区立和田中学校では、外部のエネルギー(ヒト・モノ・ジョウホウ等)を取り込む新しいスタイルの授業を行なっている。
 和田中学校には、地域の大人が大勢、学校にはいりこんでいる。その取り組みは、次のホームページで紹介されている。学校内に "地域本部"を設置している。 地域本部
卒業生、現役PTAやPTAのOB、地域住民、教員養成課程の学生等、様々な立場の大人で構成。学校緑化整備、図書室開放(整備運営)、学力向上支援(土曜日学校の運営)や[よのなか]科のサポート(外部講師の手配)等、教員だけでは負担が大きく、なかなか手をつけにくい部分の課題解決やより良い学校づくりをサポートする学校運営支援組織をさす。

 [よのなか]科は、和田中学校校長の藤原和博氏が提唱している"ネットワーク型授業"。 "ネットワーク型授業"とは、外部のエネルギー(ヒト・モノ・ジョウホウ等)を効果的に取り込む新しいスタイルの授業で、「学校で教えられる知識と実際の世の中との架け橋になる授業」のこと。(ホームページより)

 このような仕組みは、地域の大人が学校の運営の一部や授業に参加することで、他の学校で起きているいじめ、子どもの自殺などの問題についても、違う取り組みが期待できるでしょう。 ( 0703-023 )